どうも、ななみそです。年末にこの記事出そうと思ってたら色々トラブって年明けちゃった~すまんこw
というわけで今回は2018年に放送されたアニメで、僕が完走したものの中から独断と偏見でランキングを作成していきます。
ちなみにランクインするのは2018年内にアニメが完結した作品に限ります。SAOとかからくりサーカスとかは2019年も放送が確定してるので、それらは2019年アニメ総括に入る予定です。
あとルパンはほとんど見たし面白かったのですが、最初の方録画忘れてて微妙に見てない話あるので入れていません。
★ムキムキランキング
このランキングは出来るだけ客観的に、所謂「王道」を重視してみました。
ちなみに「ムキムキ」とは全体的に安定感とパワーがあって、アニメとしての出来が良いというような意味をふわっと包括しています。
10位:メガロボクス
2018年の高クオリティな王道作品と言われるとやはりメガロボクスは外せないかなという感じ。己の肉体のみで戦うボクシングというスポーツにあえてメカの要素を導入し、そのメカ要素を要所で取り除くことで闘争の美学を表現するという構想もシンプルゆえに強力だったと思う。
9位:ハクメイとミコチ
TwitterのTLに2018年アニメランキング!みたいな記事がいくつか流れてきてホクホクなんだけど、みんなこのアニメのこと忘れてね?
主にハクメイとミコチという2人の小人の生活を中心に描いた、よくあるスローライフ作品とも言えるが、彼女たちを取り巻く自然環境の描写や、個性的な登場人物たちとの関係の描写が絶妙で、回を追うごとに夢中にさせられた。
8位:多田くんは恋をしない
ストーリーの展開とテンポが完璧すぎて、視聴中ずっと原作があるのだと思っていたが、途中でオリジナルアニメであったことを知り、椅子から転げ落ちた。
ストーリー、キャラクター、作画すべてが揃っていて非の打ち所がない。2018年を代表するに相応しい優等生アニメである。
7位:やがて君になる
残念ながらストーリー的には中途半端なところで終わってしまったが、それを差し引いても演出面でこのアニメは抜きん出ていたと思う。
特に最終回はこれでもかというほど象徴的なシーンが詰め込まれていて、彼女たちの「これから」を予見させる領域に達しているという面白い幕の下ろし方になっていたと思うので、そういう視点から考察してみるのも面白いアニメだと感じた。
個人的な評価のベクトルはリズと青い鳥に近い。
ネームバリューでぶん殴られた感が強くてよく分からん。個人的には無印のほうが好きなので少し周囲の評価より厳しめかもしれない。
5位:ゾンビランドサガ
平成最後にどえらいのぶっこんできたなぁ。どこから着想したのかは謎だが、ゾンビ+アイドルというコンセプトが表現できるテーマの幅広さはぱっと見の5億倍。
イメージとしてはTCGでおもちゃみたいなカードばっか入ってるごちゃごちゃデッキがいざ回してみるとシナジーの塊で超強かったみたいな感じ。
4位:ポプテピピック
過大評価ではないです。
「アニメ」という枠組みをはみ出していくパワーと、それを気にも留めない寛容さがこの作品にはあったと思う。最も本質的に言い表すならば「自由」のアニメであり、そこから生まれる解放感は無限であり、無類。
3位:SSSS.GRIDMAN
特撮をアニメに落とし込むという如何にも難しそうなコンセプトに正面から挑んで、それを成功させたところが非常に高評価。かなり考察の余地があることからも分かる通り、細部まで計算された作品。
加えて演出部分の作り込みもこだわりが伺えて面白い。特に9話の後半部分は必見。
2位:宇宙よりも遠い場所
1クール完結で、ここまでスケールのでかい話をここまで身近に感じられるよう描き切ったのが何よりかっこいい…。
考えれば考えるほど綺麗なアニメだし、全人類1位に掲げてるのも納得。
1位: ヴァイオレット・エヴァーガーデン
アニメーション作品の1つの方向性での“完成”を見た。
正直、他とは作画の格が違う。そこにかなり出来の良いストーリーが付いてくるので順当に神アニメ。評価しない理由がない。
僕の中では2018年はヴァイオレットがトップオブトップ。揺るがない。
★ダークホースランキング
このランキングではもっとみんなに見てほしいと思っている割りに、ちょっとマイナー気味かなと感じているアニメをプッシュします。
6位:アンゴルモア元寇合戦記
いや絶対おもんないやろって思ったあなた。僕も最初はそう思ったけど、普通にめちゃくちゃ面白かったわ。
タイトルの面白くなさそうな感じと、全体的な雰囲気から敬遠した人も多かったかもと思うけど、見どころたくさんあったし、何と言っても姫様がめっちゃ可愛いから見たほうが良いぞ。このアニメについて語れると””アニメ博士感””出せちゃうね。foo!
5位:グランクレスト戦記
1クール目正直あんまよく意味がわからなかったけど、2クール目に入った途端いろんなことがつながっていってどんどん登場人物たちがイキイキして、最後の方はかなり面白かった。
一言で表すなら正統派。
4位:刀使ノ巫女
この辺からは「俺は見てたぞ!」って人増えてくると思うけど、通称とじのみこ。
これも2クールあって最初の方まぁまぁきついんだけど、後半は面白くなってくるのでおすすめしたい。
3位:ハイスコアガール
ハイスコアガールはガチ。
青春ものとしてのクオリティがすごく高いので、キャラデザで敬遠してた人達は一回見てみるのをおすすめする。
登場人物たちはいろいろなゲームをするけど、中心になってるのは格ゲーなので勝負のアツさも感じられる豪勢な作品。
2位:三ツ星カラーズ
人生について考えさせられる。
大人と子供の関係性を模索する非常に教育的な作品。往々にして大人と子供という対比は創作において重要なテーマの1つになっているが、この作品にはそういう構造を超えた愛情を感じる。涙を流すほかない。
1位:BEATLESS
このアニメのことを語らずして2018年は終われねぇ。
全24話を通じて人と機械の関係性を模索する超社会派作品。作画にやや難があったが、世界観や登場人物たちの駆け引きは絶妙。
これからの世の中を生きていくうえで避けられないであろうテーマに対して興味深いアプローチが散りばめられているので必見だと思う。
★ななみそ賞
僕の賞です。
1位:青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
は?好き。
なんというかこれこそが僕の好きなライトノベルだよな~って感じの内容ですべてが刺さりに刺さっていた。やっぱり誰に何と言われようがこの作品を推さない自分を想像できない。映画超楽しみ!
★クソアニメランキング
多くは語りませんし、画像も載せませんが、僕の人生を対価に名前だけは刻ませてもらいます。詳しい感想が見たい場合は感想記事を参照してください。ちなみに見ててきつかったアニメはもっとありましたが、視聴中に何度もキレたアニメはちょうどこの10本でした。11位はソラとウミのアイダです。異世界魔王と奴隷魔術は神アニメ。
10位:CONCEPTION
8位:俺が好きなのは妹だけど妹じゃない
7位:メルヘンメドヘン
6位:百錬の覇王と誓約の戦乙女
5位:音楽少女
4位:千銃士
3位:ロードオブヴァーミリオン 紅蓮の王
2位:されど罪人は竜と踊る
1位:奴隷区
というわけで、2018年アニメのランキングは終わりにしたいんですけど、そもそも僕って毎シーズン見てるアニメ全部ブログに掲載して、感想まで書いてる時点で僕のブログを愛読してくれてる人にとっては意外性があまりなくて物足りなかったかもと思います。なのでおまけとして2018年のアニメについてもっと大雑把な感想も書いておきます。
2018年は「シュタゲ」とか「SAO」とか「とある」とか「ジョジョ」みたいな昔からのビッグタイトルがたくさんあって、「よりもい」や「ヴァイオレット」や「グリッドマン」みたいな生え抜きの名作がゴロゴロあった上に、扱いが難しかったからランキングにはあまり入ってないけど、ギャグアニメもめっちゃ良いの多かったですよね。「ポプテピピック」とか「ヒナまつり」とか「あそびあそばせ」とか「斉木楠雄」とか「ちおちゃんの通学路」とか「ぐらんぶる」とか「トネガワ」とか「うちメイド」とか。後は「ゴールデンカムイ」とか「オーバーロード」とか「からかい上手の高木さん」とか「ゆるキャン△」とか「プラネットウィズ」とか「バナナフィッシュ」とか「天狼のシリウス」とか「色づく世界の明日から」とか無難にめっちゃ面白いアニメも多かったし相当楽しい年だったと思います。それとソシャゲ原作のアニメも「ラスピリ」と「メルスト」はかなり頑張ってたね。面白かった。
でも、その反面見てて悔しい思いをしたアニメもいくつかあって、「ダリフラ」とか「レヴュースタァライト」とか「はねバド!」みたいな。もうちょっと広げると「七星のスバル」とか「ウマ娘」とか。すごい期待してたし実際悪かったわけじゃないんだけど、もっともっと伸びたんじゃないかって思えちゃう良作も溢れてたね。
これだけ挙げても名前出せてない良作もいっぱいあるし充分すぎるでしょ。豊作やったね、がはは。
2018年はこれにて閉廷!って言いたいところですが、まだ2018年秋アニメの感想記事を書いていないのでそれを書いたらほんとに終わりですね。2019年のアニメはラインナップすらまだ見てないので知らないんですけど、今からどんなアニメがあるのかわくわくしています。今年も去年に負けないぐらい盛り上がってほしいですね。では今年もどうぞよろしくお願いします。